For Jun―あるゴールデン・レトリバーと過ごした日々 |入江 良雄 /入江 須美子
For Jun―あるゴールデン・レトリバーと過ごした日々
入江 良雄 /入江 須美子
バーネットヒル 刊
発売日 2004-07
価格:¥1,890(税込)
一頭のゴールデン・レトリーバー「淳一郎」(ジュン)の誕生から11年8ヶ月と4日で一生を終えるまでのさまざまなエピソードを写真を添えてまとめたもの。中心となるのはガンを患ったジュンの闘病記。ペンション営む飼い主夫妻が、病に苦しむ愛犬を介護しながらも「もっとジュンのために何かできないか」といてもたってもいられず、ホームページにつづっていたものだ。ジュンが亡くなり、幼い頃から撮りためた写真を整理しているうちに、闘病の記録を含め、ジュンのすべてを残しておきたいとの思いからこの「for JUN 」が出来上がった。子犬の愛らしさ、若い犬と暮す楽しさ、それにも増して老犬との生活の素晴らしさが伝わってきて、心を打つ。これから犬を飼おうと思っている人、老犬介護に直面している人、ペットロスから立ち直れずにいる人などに、読んで欲しい一冊だ。ル・シャン9月号(産経新聞社発行より)
出版社からのコメント
この本は、幼犬を迎え入れた時から成犬の頃、老犬介護、そして死までのエピソードを写真と文で綴った記録です。ホームページに掲載された『淳一郎の闘病記』も加え1冊にまとめました。犬を愛する方、これから犬を飼おうとしている方、老犬介護に直面している方、そしてペットロスに苦しんでいる方々にも読んで頂ければと思っております。
バーネットヒルの魔法? 2004-12-17
キャッチボールで豪速球をみごとに受けて得意満面だったジュン。バーネットヒルのスロープで、まるでPK戦のゴールキーパーのように緊張して立つジュンの写真に、なつかしさがこみ上げてきます。八ヶ岳の空気と光がジュンの毛に輝いています。この本を見る方は皆、バーネットヒルが特別な魔法で外界から守られたサンクチュアリ(聖域)のようだと感じるのではないでしょうか。一緒に写っていたフレップもチニタも、そしてジュンも、ヒトよりずっと寿命が短いのははじめからわかっていることですが、年とって病に苦しむジュンの看病、そしてお別れはどんなに辛かったかと思います。ページをめくるたびに、ジュンが心から家族を信頼し、幸せな一生を過ごしたようすが伝わってきました。魔法ではなく、真心をこめて生き物たちと接することで、このように豊かな世界がつくり出せるのですね。全力で介護の手を尽されて、そして最後にはこのように愛情溢れる本をまとめてくださって、本当にありがとうございました。